F値の調節を覚えて多彩な写真の表現をマスターしよう!

カメラの設定を変えたらどんな写真が撮れるのか?
今回は第3段ということで、F値の設定について書いていきます。
F値を変えると色々な表現ができるので、ぜひ、ひとつでも覚えてみてください!
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F値の調整でできること

F値を調節する絞りには、ピントを合わせる範囲をコントロールする役割があります。
この、ピントのあう範囲のことを被写界深度(ひしゃかいしんど)と言います。
では、この被写界深度を変えることでどんなことができるのでしょうか。

隅々までピントを合わせる


F値を大きくすると被写界深度が深く、つまり、ピントの合う幅が広くなります。
そうすると、写真の隅々までしっかりとピントが合うので、ぱっきりとした写真が撮れます。

一部にピントを合わせてぼかす


逆に、F値を小さくすると被写界深度が浅くなり、一部だけにピントが合います。
そうすると、ピントが合っていない場所はボケることになります。

風景を撮るときはF値を大きく


風景を撮るときって、その場所、光景に感動したからですよね。
そんな、印象に残った風景はしっかりと残したいもの。
基本的に風景写真を撮るときはF値を大きくして撮ります。
目安としてはF値8とか11あたりですかね。

奥行きのある場所でも、F値を大きくすれば手前から奥までしっかりとピントが合います。
ちなみに、ピントは「面」で合うもの。なので、この写真の斜めから撮るときはF値が大きい方が安心です。
隅々までピントが合っているかは、撮った後にしっかりと確認しましょう。

ギザギザ太陽


さて、色々な写真を見ていると、こんな風に太陽がギザギザになっている写真をみかけませんか?
この光のことを光条といいますが、これはF値を大きくすれば撮れるんです。
昼間の明るい太陽だと光条を撮るには少し難しいですが、朝や夕方などの太陽が傾いた時間ならF値22にすると撮れますよ!

ギザギザの光


こちらは街灯などの明かりを利用した光条です。
太陽ほどの強い光ではないので、F値5.6や8で撮ることができます。
夜景を撮るときはぜひ光条も撮ってみてください!きらっきらの雰囲気が出ますよ。

ボケの多彩な表現

一眼カメラ特有の表現が、この「ボケ」ですよね。
スマホやコンデジではなかなかできないボケを、存分に楽しみましょう!

前ボケ


その名の通り、被写体の前をぼかすのが前ボケ。
撮りたいものを決めたら、その手前に何かを写しこませることで前ボケができあがります。
この写真では、真ん中のコスモスにピントを合わせ、周りのコスモスをカメラの前に配置することで撮りました。

後ボケ


こちらの写真は被写体にピントを合わせて、背景をぼかしました。
この、後ボケがよく使う方法であり、簡単にできるので、まずはこれからやってみると楽しいですよ!

玉ボケ


こちらは後ボケの応用です。
背景がきらきらしている場所を探し、被写体を手前に配置します。
このときF値はできるだけ小さく設定すると、玉ボケがきれいにできます。
この写真のように葉っぱに木漏れ日が当たる夕方の時間帯を狙うのもいいですが、イルミネーションある場所が特にやりやすいので、玉ボケでロマンティックな写真を撮ってみてください!

F値の違いで背景が変わる

わたしはよくポートレートを撮るのですが、そのときに気を付けるのが背景です。
できるだけ色が綺麗な場所を探して、さらに玉ボケになりそうな場所であればそこで撮影をします。
背景が決まったら、次にどれくらいぼかすかを決めます。
F値を小さくしてぼっけぼけにしたり、少し大きくしてどんな場所で撮っているか分かるようにしたり。

この写真はまず、F値を小さくして撮りました。
撮った写真を確認したとき、もう少し背景の紅葉が分かるようにしたいと思って、F値を大きく調整しました。

ポートレートでやってみる

では、ここからは今まで撮ってきたポートレートの作例をちょこっと紹介しますね!

これは後ボケ+玉ボケのコラボ。
イルミネーションがたくさんあるクリスマスシーズンは玉ボケの練習にぴったり!

これは前ボケ+玉ボケのコラボ。
玉ボケが前にあると、ひとつひとつの玉が大きくなってロマンティック度もアップです。

奥行きのある場所では、モデルに手前に立ってもらって、斜めから撮るのがおすすめです。
写真の奥に行くにしたがってどんどんボケるので、雰囲気のある写真に仕上がります。

これは前ボケ+後ボケ+玉ボケの盛り合わせ!
この下に少しある前ボケのために、地面に這いつくばって撮影しました。笑
周りのひとがみたら不審者なので、場所を選びましょう!笑

まとめ


ここまでF値を調整することで叶えられるたくさんの表現を写真豊富に紹介してきました。
F値って、少し変えるだけでこんなにも多彩な写し方をしてくれるので、色々と試してみると面白いですよ。
ぜひ、お試しを!

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